【2026年11月】スマホのりかえの特典利用料22,000円はなぜ?免除の条件と損しない方法
この記事の結論
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ドコモ・au・ソフトバンクの「端末を返すと残りの支払いがなくなる」プログラムでは、2025〜2026年にかけて、返すときに最大22,000円(税込)の「特典利用料」がかかるようになりました(ドコモは「プログラム利用料」)。
かからないのは、返すときに同じ会社で対象の新しい機種を買う場合です。他社へ乗り換える場合だけでなく、同じ会社のままでも新しい機種を買わなければかかります。金額は機種と返す時期で変わり、0円の機種もあります。
※この記事の料金・条件は、2026年11月1日に調べた内容です。
私のこれまでのやり方
私はずっと、月々の支払いが1円の期間が終わって急に上がる、その直前に買い替える、というやり方で回してきました。ネットでスマホ本体だけを買ったことはありません。
でも、この仕組みが変わったので、次からはどうするのが一番得なのか。正直、私自身がいちばん知りたいところでした。そこで、各社の今の条件を調べて整理しました。
「特典利用料」とは?
大手3社は、スマホを分割で買って途中で返すと、残りの支払い(残価)がいらなくなるプログラムを用意しています。以前は、きれいな状態で返せば追加の費用はかかりませんでした。
今は、返すときに同じ会社で対象の機種に買い替えないと、「特典利用料」(ドコモは「プログラム利用料」)がかかります。上限は22,000円(税込)です。
乗り換えのときの「手数料」のように見えますが、正しくは端末を返すときにかかる費用です。
- かかる:返して他社へ乗り換える/他社へ乗り換えてから返す/同じ会社のまま、新しい機種を買わずに返す
- かからない(免除される):返すときに、同じ会社で対象の機種を買う(買い替えの割引の条件を満たす)
なぜこんなことになったの?
このプログラムは、端末代の一部(残価)を「返せば払わなくていい」としているので、月々の支払いをぐっと安く見せられます。その結果、「1円」のような安い月額で使い、残価の支払いが始まる前に返して他社へ移る、という使い方が広がりました。
ドコモの場合、想定よりも多くの人が23か月目に返していたことが変更の背景にあると報じられています。各社とも、返すだけの人からは費用を取り、同じ会社で買い替え続ける人は0円にする形に変えた、というのが今の仕組みです。
22,000円という金額が高く感じるのは、以前は0円だったところに、いきなり最大22,000円がかかるようになったからです。ただ、下で見るように、機種と時期によっては11,000円や0円になります。
3社と楽天モバイルの比較(2026年11月1日調べ)
| 会社 | プログラム | 返すときの費用 | かからない(免除)条件 |
|---|---|---|---|
| ドコモ | いつでもカエドキプログラム | プログラム利用料 最大22,000円(2026年3月から) | ドコモで対象機種に買い替える(ドコモで買い替えおトク割) |
| au | スマホトクするプログラム+ | 特典利用料 最大22,000円(2026年2月26日から) | auで対象機種に買い替える |
| ソフトバンク | 新トクするサポート+ | 特典利用料 最大22,000円(2025年8月20日から) | ソフトバンクで対象機種に買い替える(買替え応援割) |
| 楽天モバイル | 楽天モバイル買い替え超トクプログラム | 事務手数料 3,300円 | 免除の条件はなし |
※どの会社も、返した端末が壊れている・指定の状態でない場合は、別に修理の費用がかかります(楽天モバイルは22,000円以上)。
※条件はよく変わります。契約の前に、各社の公式サイトで最新の内容を確認してください。
金額は機種と時期で変わる
「22,000円」はあくまで上限です。たとえばauの表(2026年9月18日時点)では、次のように分かれています。
- iPhone 18 Pro:いつ返しても22,000円
- iPhone 17(新規・乗り換えで購入):返す時期によって22,000円/11,000円/0円
- iPhone 16e(128GB)、Google Pixel 9a:0円
今使っている機種がいくらなのかは、各社の「特典利用料」「プログラム利用料」の表で確認できます。My docomo・My au・My SoftBank の契約内容にも書かれています。
また、1年目から2年目の途中など早めに返すと、特典利用料とは別に「早期利用料」がかかる場合があります。ソフトバンクは最大88,000円(2026年9月時点)です。
次の買い替えでは、どうするのが一番得?
私のような「1円の期間が終わる直前に買い替える」やり方で考えると、選べる道は3つです。
これまでと一番近いやり方です。返すときに対象の機種を買えば、特典利用料はかかりません。
ただし、買い替え先の機種が「対象機種」かどうか、割引の条件(機種変更か、オンラインか店頭か など)を、返す前に必ず確認してください。
返す端末の特典利用料を払うことになります。まず自分の機種がいくらか(0円か、11,000円か、22,000円か)を確認します。
そのうえで、乗り換え先でもらえる特典(ポイントや割引)が、その金額を上回るかを比べます。特典利用料が0円の機種なら、乗り換えの不利はほとんどありません。
新しい機種が特に欲しくないなら、返さずに使い続けることもできます。この場合、特典利用料はかかりません。ただし、返さなければ残りの支払い(残価)を払うことになるので、その金額を確認してから決めます。
迷ったときの順番
1. 今の機種の特典利用料はいくらか(0円なら、どの道でも負担はなし)
2. 次も同じ会社でいいか(いいなら①で0円)
3. 乗り換えるなら、乗り換え先の特典がその金額を上回るか
2年間の総額で比べる
どの道を選ぶにしても、比べるのは「最初にいくら戻るか」ではなく「2年間で、自分の財布からいくら出ていくか」です。
総額 = 毎月の通信費 × 24か月 + 端末の実質負担 + 特典利用料 - もらえる特典
たとえば、乗り換えで3万円分の特典がもらえても、乗り換え先の月額が今より2,000円高ければ、15か月で差は消えます(数字は説明のための仮の値です)。
これから変わること:乗り換えの特典は「1年で分けて」に
総務省は2026年6月、乗り換えなどの特典を「最長1年に分けて渡す」形に限る方向をまとめました。特典だけもらってすぐに乗り換えを繰り返す、いわゆる「MNPホッピング」を防ぐためです。秋ごろから制度改正の手続きに入る見通しで、実際にいつから変わるかは、2026年11月1日の時点ではまだ決まっていません。
変われば、乗り換えの特典は「一度にまとめて」ではなく、1年かけて少しずつ受け取る形になる可能性があります。②の乗り換えを考えるときは、特典をいつ、どう受け取れるかも確認してください。
契約のときに気をつけたいこと
- すすめられたオプション:「最初の◯か月無料」のものは、いつまでに外せばよいか、どこで外すかを契約のときに聞いておきます。
- 電気や光回線とのセット割:月々は安くなりますが、乗り換えるときにそれぞれの解約の費用がかかる場合があります。まとめる前に確認します。
- 解約金:2019年の法改正で、スマホの回線を途中でやめるときの解約金は上限が1,100円(税込)になり、その後、大手各社は0円にしました。今の負担は解約金ではなく、端末を返すときの特典利用料です。
まとめ
- 大手3社では、端末を返すときに最大22,000円の特典利用料がかかる。
- 同じ会社で対象の機種に買い替えれば0円。機種によっては最初から0円。
- 次の買い替えでは、まず今の機種の特典利用料がいくらかを確認してから、同じ会社で買い替えるか、乗り換えるかを決める。
- 乗り換えの特典は、今後1年に分けて受け取る形になる可能性がある。
私も次の買い替えでは、まず今の機種の金額を確認するところから始めるつもりです。
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