【2024年版】今からでも遅くない、株式投資

この記事を記載している2024年1月時点で日本の株式市場は活況を呈しており、日経平均株価はバブル経済時の高値水準に達しました。これらのニュースは株の売買を行ったことのない人でも見聞きすることが多いかと思います。株に興味を持っていてこれから始めてみたいと思っている方、既に始めてみたけどやっぱり思うように増えない(または目減りしている)という方に向けて本記事を書き進めていこうと思い、この投稿を始めました。もちろん、投資は全て自己責任で行うものですし、先の株価を当てることは誰にも出来ません。それを踏まえた上で、以下に記述する内容が何かの参考になればと幸いです。

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今日の注目銘柄はこれ!

■ウエルシアホールディングス(3141) 2024年1月10日

2月末の権利確定日に向けて年末から順調に上げてきましたが、決算発表の数字があまり良いものではなかったためたった1日で8%近くの下落となりました。2月の権利取りに向けて保有を検討している方にとっては良いタイミングかも知れません。

塩野義製薬(4507) 2023年6月7日(14:30)

良くも悪くも、今日のような全てを台無しにするような大きな陰線をつけて下げることがあるのがこの銘柄の特徴です。コロナの新薬開発で一気に買いが集中した6500~6600円辺りで買って、塩漬けになっている人が多いので最近の上昇基調に期待する向きも多かったかも知れませんね。逆に新規で参入するには前日比4%以上下げているこの場面は悪くないかもしれません。

口座を開設して、まずは何か1つ買ってみよう

これは、これから株を始める方向けの書いています(既に株式投資を始めている方はスキップしてください)

株の売買をするには、証券会社に口座を作る必要があります。具体的な口座開設までの流れはここでは説明を省略します(各社毎のサイトで確認するのがベスト)。主要なネット証券を選択して、パソコンやスマホ等でログインして自分で売買するのが今の時代の主流です。売買に際して準備する資金の額は自由ですので、仮に50万円で、または100万円の初期資金で始めてみよう、という感じで自分で決めて始めましょう。

主なネット証券会社一覧

証券会社公式サイトはこちら
SBI証券https://www.sbisec.co.jp/
楽天証券https://www.rakuten-sec.co.jp/
松井証券https://www.matsui.co.jp/
DMM証券https://kabu.dmm.com/
マネックス証券https://www.monex.co.jp/
GMOクリック証券https://www.click-sec.com/
カブコム証券https://kabu.com/

口座が出来たらいつでも売買を始められますが、まず最初にどうするかを考えることになりますね。1つは、自分が好きな会社、最初に買ってみたいと思っていた会社を買うという考え方があります。初心者の最初の売買ですので何を買えば良いかさっぱりわからないし、ちょっと怖いという気持ちもあるかもしれません。いきなりガクッと下がるかもしれません。しかしどうせわからないなら記念すべき最初の銘柄は、単に好きな株を買えば良いのではないかと思います。後に売買を数多く重ねていった時に、唯一絶対忘れない記憶が最初に買った銘柄、という人が多いからです。ただし、一点だけ留意してください。それは初期資金の丸々全てを費やす金額の銘柄は避けましょう。第二、第三番目に買う株の資金は残しておくことだけは心がけましょう。

自分の投資スタンスを明確にしよう

株式投資を行う際には、自分は何を最優先にして銘柄を選ぶか?これをきちんと頭の中で整理して始めることはとても大事です。具体的には、「売買益」、「配当」、「株主優待」の3つがあり、どれを重視するかによっておのずと選択する銘柄が決まってきます。これら3つは大別されるとも考えられますし、相互に密接に絡みあっていると考えることもできますが、初心者のうちは自分のタイプを自覚する上での3つ種類と理解するところからで良いでしょう。

リスクマネジメントのための自分ルール作り

株の売買、簡単に言ってしまえば「安くで買って、高くで売り、差額が利益となる」ということに尽きるのですが、これが文字通り出来ればみんな大富豪ですよね。しかし、実際は買値よりその後の値段が安くなり含み損を抱えてしまうこともしばしば起こります。一番難しいのが、この「安くで買う」という部分。買い時を制する者はリスクマネジメント上、非常に優位に立つことができます。とはいえ、今目の前にある株価が、登山に例えるなら一合目なのか、五合目なのか、はたまたもう山頂近くなのかはわかりません。ですので、リスクを少しでも抑える手立てとして自分なりの「新規買いルール」を作っていくことをお勧めします。

  • 1つのセクターに集中した投資は避けて、異なる分野の銘柄に分散投資する

筆者自身も株式投資を行っていますが、トライ&エラーはいつも繰り替えています。そんな中からわかりやすい例を以下に述べてみます。2020年10月あたりから2023年3月にかけて、銀行株が非常に活況で大手メガバンク3行のみならず、地銀が軒並み上昇トレンドに乗って値を上げていきました。地銀の中でも、特に人気化したのが高配当銘柄の「あおぞら銀行」、「南都銀行」、その他配当50円クラスの複数銀行(ゆうちょ銀行、トマト銀行等)などです。特に2023年に入ってからはアメリカの金利上げに伴う円安が進み、日銀による金利引き上げの期待も高まり、銀行株の更なる水準上げが先取りされる形で大いに買われ続けました。しかし、そこに予期せぬアメリカの投資銀行の経営破綻のニュースが世界を駆け巡り、日本の金融セクターの銘柄は全面安の大暴落に見舞われました。この時期、筆者も銀行株に多めにシフトしていたため、その後暫く含み損から資金を動かせない状況になりました。このような例からも、特定のセクターにあまり資金を集中させないということは改めて自分ルールの重要な項目として再認識することが出来ました。

  • 必要な情報は、毎日ルーティンとしてチェックする

基本的には、毎日為替とニューヨークダウの終値ををチェックするようにしましょう。(朝で構いません) 例えば、自動車株は、円安が進めば株価は連動して上昇する傾向があります。また、日本の日経平均株価は前日のニューヨークダウの株価に影響されて、海外が上がれば好感して日本も上げムードで始まり、逆なら下げ基調で始まることが多いです。ですのでこれら2つの情報は基本的には把握しておくことが好ましいといえます。

  • 筆者が注目する銘柄(6月前半)

ここでの記載内容はあくまでも「こういう観点からの筆者の注目点」を並べたものです。言うまでもないですが、この通り売買して利益が出るということを保証したものではないことをご承知おきください。

今注目しているのは予想配当利回り5%以上の銘柄です。利回りは日々の株価によって変わります。株価が上昇すれば、利回りが下がります。日々の値動きの中で、株価が下がったタイミングで5%に乗ったところは、比較的そこからの更なる大きな下げのリスクが少ないのではないかという仮説を立ててみました。以下、いくつか注目銘柄を記載してみます。

銘柄名目安とする株価配当単価備考
LIXIL1,800円90円住宅設備最大手。
トステム、INAX等5社が統合したLIXILが主幹。
内外でM&A積極的
日本製鉄2,800円140円粗鋼生産量で国内首位、世界4位。
技術に定評、高級鋼板で圧倒的。
12年に住金と合併し発足
日本郵政1,000円50円日本郵政グループの持株会社。
傘下に日本郵便、ゆうちょ銀、かんぽ生命。
金融子会社に利益依存

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