Facebook離れがどんどん進む!
Facebook離れは現実に急増している!
スポンサーリンク
少し前の話になるのですが、昨年総務省が7月に公表した調査によると、20代のフェイスブック利用率が2016年に前の年と比べ7ポイント減の55%となり、逆にツイッターの利用が5ポイント増の60%に増え逆転した、というニュースがありました。その流れはどうも2018年に入っても継続中らしく、20代に限らずあらゆる年齢層にそのような動きが進んでいるということのようです。
Facebook離れの多くの理由は、「離れ」≠「疲れ」に置き換えることができるのかもしれません。
多くの便利な機能は、同時に多くの「余計なお世話」な機能でもあったりします。
最たるものは、自分の誕生日を友達全員にブロードキャストする(通知する)機能、しかもデフォルトでそれが有効になっていること・・・。
通知を受けた友達は、それをスルーしていいのかワザとらしく多くの知らない人の視線の面前で「~ちゃん、おめでと~♡」みたいなコメントを残すかの選択を強いられます。
誕生日を迎えた当事者は、おめでとうの数が少ないと不安にかられたり不満を感じることになるでしょう。でも実は友達登録したけど、現実世界では一度も会ったこともなく、SNS上でも1年に一度か二度会話がある程度の微妙な友達に誕生日を祝う美しい言葉を並べられても、どうなんでしょうねぇ。
次に、いらないなあと思うのが「○○さん(またはグループやサークル)が「いいね」をリクエストしています」という通知。
「いいね」は請われてするものではありません。
いいと思った記事に対して、読み手が能動的に行うものです。
しかし、ここでもくだらない群衆心理が働くことになります。自分は特にいいとは思っていない(悪いとも思っていない)のだけれども、自分の親しい友達の多くがその記事に対して「いいね」をクリックしている時。
あなたはどうしますか?こういうことに悩み始めたら苦痛の始まりとなります。
Facebook、もういらないや!と思う瞬間
フェイスブックはある種の中毒性を持ち合わせていますので、自分の流儀、哲学、信念、好かれる嫌われるよりも優先されるべき自分のルール(ものさし)を持っていない人ほど危険なツールといえます。
友達の定義も現実世界の昔ながらの友達の定義よりずっと軽かったりしますので会ったこともない友達をたくさん持っている人も散見されます。
※なぜわかるって?例えば友達の国籍がワールドワイドな人(笑)英語圏ならわかりますが、ぜったい言葉通じないよね!っていうわかりやすい人がいたりします。(逆にどうやって友達になったんだろう?っていう興味も湧いてきますが)
あと驚いたのが、友達の数が上限の3,000人に達している人(笑)すみません、とても全員を覚えきれません・・・みたいな。
さて、色々書いていますが本質的な部分に迫ります。
・Facebook上では、異なる考え方を持った者同士が熱く議論できる土壌がありません。
・Facebook上では、他人の評価を気にするあまり本心は別のところにあるのに表面上は全て「相手に同調して褒める」⇒「褒めかえす」(つまり褒め合い)。
特に上記の2つ目は特に深刻で、毎日のようにSNS漬けになり、本心が別にあろうと全てのコメントに対して神対応を取っていると・・・、心はマヒして死にます。平気で嘘をつくことに慣れて、それが当たり前になり、息を吐くように嘘をつく。
これは、誰もがそうなる危険性を秘めているといえるでしょう。
Facebookあるある、ということでいうと実は世の中の多くの人が思っていることは案外共通している部分があって非常にうなづける意見がたくさん書かれているサイトがあります(参考まで)
Facebookあるある | ガールズちゃんねる – Girls Channel –
Facebookを批判しているところをみると、アンチFacebookかっ!
と思われたかもしれませんが、Facebookのアカウントは一応持っています。
一時は割とアクティブに利用していた時期もあります。でも暫く経って、そこで繰り広げられる忖度と褒め殺しを見るにつれだんだんと距離を置くようになりました。
メッセンジャーをツールとして残している程度の使い方に今後もなっていくでしょう。
しかし、mixiが廃れその後にFacebookが取って変わったが、所詮ツールはツールなので何も変わらなかった。
そして、今後もずっとツールとしてのFacebookが他の何かに置き換わったとしても、使う人間の民度が変わらないのでやはり何もかわらないんだろうなと思われます。