Rolandのシンセサイザーでバンドに参加してみよう

シンセサイザーを手にしてみよう

スポンサーリンク

鍵盤楽器を多少なりともたしなんでいると、知り合いを通じてロックバンドに誘われることが多いのですが、そんな時に一台持っていたら重宝するのがシンセサイザーです。日本国内ではYAMAHA, KORG, Rolandあたりが機種のラインナップ、価格帯など選択肢が豊富で選ばれることが多いといえます。

個人的にはピアノ系はYAMAHA, シンセサイザーはRolandの製品を主に愛用しています。シンセサイザーに関しては特にメーカーによって優劣があるとは思っていませんので完全に直観や好みで選んで良いものだと思っています。Rolandのシンセサイザーはコピーバンドを組む際にはあらかじめ有名な曲で使用されている音色が組み込まれているので使いやすいように感じます。最新の機種が手元にあるわけではないのですがRolandのシンセサイザーの簡単な使用例を紹介したいと思います。

ローランド社公式サイト

JUNO Diでセパレイト・ウェイズ

1980年台に世界的に大ヒットした、アメリカのロックバンド・ジャーニーの「セパレイト・ウェイズ」はライブ等で非常に盛り上がる曲で今でも人気の高い曲です。Roland JONO Di でのセッティングメモを以下に記載してみようと思います。

この曲では主に2種類の音色を使います。1つ目はあの有名なイントロフレーズの音色。そして2つ目は口笛風の音色。それぞれを鍵盤の左側(L)と右側(R)に割り付けます。

1.イントロ及びコードバッキングの音色

(1)JUNO-Diの電源を入れます。
(2)[SYNTH](シンセ)ボタンを押します。
(3)ダイヤルで「127:Frontier Syn」を選びます。
(4)のつまみを調整して、以下のパラメータを変更してCDで聴こえる音に近づけます。
 ・ATTACK
 ・RELEASE
 ・REVERB
 ・CUTOFF
 ・RESONANCE

2.ギターソロの後に続くイントロフレーズの際に聞こえる口笛風の音色(これは鍵盤の左半分に割り付けます)これはシンセサイザーの鍵盤割りで使用する「SPLIT」(スプリット)機能を使います。

(1)[SPLIT](スプリット)ボタンを押します。
 (ディスプレイ画面の音色表示が2段に変わります)
(2)下段(L)の音色が点滅していることを確認します。
(3)[SYNTH](シンセ)ボタンを押します。
(4)ダイヤルで「113:Mod Lead」を選びます。
(5)[TRANSPOSE](トランスポーズ)ボタンを押します。
(6)[OCTAVE](オクターブ)ボタンを押して、UP3回押します。
 ※(+3)と表示されます。

以上でセパレイト・ウェイズの設定は完了です。
↓このような表示になっていればOKです。

実際のスタジオでの音出し動画を掲載します。何かの参考になれば幸いです。

Roland JD-Xiも買ってみました

Roland JD-Xiはアナログ回路とINTEGRA-7同等のSuperNATURALシンセ音源を搭載した、アナログ/デジタルのクロスオーバー・シンセサイザーです。
ミニキーボードの37鍵ということでちょっとしたオモチャのようにも見えますが、それなりに使いこなせるとかなり面白いシンセであることがわかってきました。

まずは本体と外部スピーカーを繋いだ状態で電源をONにするとすぐに音は鳴ります。
一番大きなツマミで音色のカテゴリを切り替えることが出来ます。
選択したカテゴリ内にもたくさんの音色が用意されており「Tone」のボタンで変えることが出来ます。

この楽器を使っていく上でリズムを登録していくというのが大きなミソとなるわけですが、そのあたりの説明を非常にわかりやすく説明してくれているのがこちらの動画になります。
4小節分だけリズムパターンを登録することができます。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

スポンサーリンク

おすすめ

error: Content is protected !!